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大月町の地域おこし協力隊はどのような活動をしているのか?

KIP(高知移住促進プロジェクト)の定例会が、NPO法人大月地域資源活用協議会の主催の元行われ、

『大月町の地域おこし協力隊は、どのような活動をしているのか?』という題で、

今回参加させていただいたので資料をこちらにも掲載します。

 

地域おこし協力隊 石川和洋です。

私は着任して1年少し経ちましたが、その中でどんな活動をしたのかというのを話させていただきます。

 

生年月日は1995年9月14日の現在25才です。

出身は千葉県生まれで、協力隊業務は情報発信を担当しております。

経歴は元フレンチ料理人で、東京で働いておりました。

少しパーソナルな部分を明かすと、私は移住前こんな脳内でした。

大月町に移住したら、近くのキャンプ場でソロキャンプ沢山して、自然も満喫して、

それから新しい挑戦として動画にも挑戦してみようかな。

こんな風に考えておりました。それから移住する事一年後、私の脳内はこう変化します。

動画90%の、自然5、ソロキャンプ5、となりました。

なぜこうなったのかというと、動画について全く初心者で、編集ソフトも一度も触った事がなかったのですが、

「映像で伝える」ということに奥深さを感じ、休みの日はほぼ毎日動画と向き合っています。

大自然が目の前にある大月町に来たというのに、パソコンばっかに目を向けて、少し勿体無いなという気持ちも少なからずあるのですが、一年間続けていたら、動画編集の手伝いや、デザインのこと、クラウドソーシングで仕事を頂いているので、

それを将来の生業に向け動いています。

 

続いて本題に入ると、私が実際大月町でどんな活動をしたのかというのを紹介します。

情報発信を担当しているのでそれを大枠に持ちつつ、SNS、動画、料理この3つのことをメインに活動しています。

まず1つめのSNSですが、大月町はFacebook,instagram,YouTubeの3つのSNSを活用しています。

それぞれ違った役割があり、Facebookはすでに大月と関係が深い方が見るSNS。

instagramは大月に訪れたことがある方が見るSNS。

YouTubeは移住検討者が更に大月町の事を深い掘るSNS。

とそれぞれにあった情報発信を意識しております。

そして新たに、大月町の協力隊が中心で発信するメディアを立ち上げました。

何故私がこのサイトを立ち上げたのかというと、「既存のSNSだけでは伝えられる範囲が限られてしまうんじゃないか?」

という風に思いました。

 

なので協力隊という一移住者という視点から大月町の事をブログにしたり、活動内容の事、それから今まで作ってきたフリーペーパーや動画を、一つのサイトに集約して見れる場所を作りました。

まだ記事数やコンテンツが豊富じゃないので、ある程度貯まったら、広報や他の場所でもPRしていきたいと思います。

そして2つ目の動画ですね。私は大月町に来る前に、移住相談員の橋本さんがインタビューされている動画を見たのですが、

大月の景色や暮らしに心を打たれて私もインタビュー動画で大月町の事を知っていただきたいと思いました。

 

実際に大月町に住んでいる方は、大月町のどんなところに魅力を感じ、なぜ大月に住んでいるのかというのをシリーズ化して取材しました。

海の博士や、土佐備長炭の事務局長、大月町のお母さんのような存在の方や、柏島のダイビングインストラクターの方などなど、お話を伺いました。

そして続いては大月小学校の二年生に向けて、役場の紹介動画を作りました。

御時世という事もあり、小学校で毎年行われている職業体験ができなくなり、この依頼を受けました。

この動画ではあ、役場がどんな働きをしているのかというのを各課にインタビューし、仕事をしていて楽しい事、

大変な事、やりがいなどを伺いました。

そして最後の3つ目は料理です。

元々フランス料理を学んでいたという事もあり、

大月町の食材を使って何度かレシピを作ったり提供したりしました。

 

地元に住むお母さん方と、フレンチ料理体験を開催し、道の駅で朝とれたタイを1匹ずつ準備し、「鯛のプロヴァンサル 」

という白ワインで蒸した料理を皆さんで作りました。

写真に写るお母さんは鯛のアラを勿体無い!と言い出して教えてる料理そっちのけで、急に鯛のアラで出汁をとり始めたのが

印象的です(笑) 😁

 

その後、皆さんが自分で作った料理を一つのテーブルで囲い交流しました。

大月町で西洋料理は珍しかったらしく、料理のレパートリーが増えて良かったと喜んでいただきました。

そして、関係人口創出イベントで、オンラインで大月マグロのフルコースを学ぼう!という企画に料理人として参加しました。

オンライン上で料理を教えるというのに、大変苦戦しましたが、自分にとってもとても貴重な体験となりました。

これは高知県の蜷川で、コース料理を体験させて欲しいと依頼され、

大月町の食材と蜷川の食材をおり混ぜ、4品ほど出張料理人として交流しました。

大月町の鶏 唐岩鶏をメインにしたり、マグロで前菜を作ったりしました。

今年はもっと、大月町の皆さんにも料理を提供する機会を作りたいと思います。

それから依頼もあれば勿論受けたいと考えております。

以上が私が大月町で行ってきた活動になります。

大月町に来る前は、自らが運営するキャンプ場を作りたいと息巻いていましたが、

実際に現実と向き合った時に、仕事にするのは難しいなと感じるようになりました。

なので大月町に着任してから続けていることは、最初にも言いましたが、映像制作についてです。

まず映像クリエイターとして地に足をつけてから、自分がやりたいことに幅を広げ、そして将来的に大月町に還元できる人物になりたいと思ってます。

昨年の反省点としては、個人で活動する事が多く、協力隊や、役場や民間の方と協力しながら仕事をする機会が少なく感じました。来年度は連携をはかり活動の幅を広げたいと思います。

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コメント: 1
  • #1

    しらい (木曜日, 01 4月 2021 16:44)

    石川さんの紹介プレゼンが一番よかった!
    石川カラーのでたわかりやすい発表でした!
    おつかれさまー